人と人をつなぐ“ご当地ハンバーガー”の仕掛人

ハンバーガーショップ UNICO 宮本 吾一

ハンバーガーショップ UNICO 宮本 吾一

1978年12月7日東京生まれイタリア、フランス、スペイン、ポルトガル、イングランドに7ヶ月間滞在、オーストラリアでは購入した車で大陸一周、国内では一県約一週間滞在と様々な旅を経験。21歳より那須に拠点を移し、現在はハンバーガーショップUNICO他、ジュエリーショップHaus店長兼、925House栃木県北部地区エリアマネージャーとして活躍中。

ホームページはこちら

現在のあなたの仕事内容を教えてください

photo

仕事内容は、 ハンバーガー屋の店長、隣のジュエリー屋の店長、お店のイベント等の企画・運営、店舗プロデュース、商品プロデュースなどなど、この店舗に関わること全てですね。でもハンバーガーショップで取材を受けているから、ハンバーガー屋の店長ということで!(笑)ハンバーガー屋はハンバーガー屋なんだけど、僕がやりたいのは、人がつながれるような場所を作りたいってことなんです。飲食店の役割はもちろんあるとは思うんだけど、今後ハンバーガー屋や、隣のジュエリー屋を道具として使った”人と人をつなぐ”店舗作り、場所作りをしていくっていうのが、仕事内容ですね。

この仕事に“やりがい”を感じる時はどんな時ですか?

photo

うちのハンバーガー、”那須バーガー”をわざわざ食べに来てくれるって人もいて、ありきたりかもしれないけど、そういった人たちにおいしいと言ってもらえたりすると、やっぱり嬉しいですね。あとは、ハンバーガーや隣で売っているジュエリーをきっかけに来てくれたお客さんと話が盛り上がったり、人とコミュニケーションが取れた時って嬉しいじゃないですか。だから、お客さん同士がうちのお店をきっかけにつながってくれたときなんか、本当に自分のことのように嬉しいし、このお店を作って良かったと思うし、凄いやりがいに感じます。うちでやっている音楽イベントの企画・運営も、きっと人同士のつながりや、人が持っている力っていうのを、自分も感じたいし、周りの人たちにも感じてもらいたいっていう気持ちがあるので、やっているのかなって思います。

お店(施設)のオススメを教えてください

photo

オススメはやっぱり、那須の野菜やこだわりの食材で作ったハンバーガーですね。ファーストフードってイメージが強いと思いますが、うちのハンバーガーは逆で、スローフードというのでしょうか、オーダーが入ってから作りますので、その間、ジュエリーやアクセサリーを見てもらうのもいいし、店内に座って那須山を見ながらくつろいでもらってもいいし、そういった空間と時間を提供できるっていうのがオススメですね。それと、毎月数回行っている音楽イベントもあります。出演してくださるアーティストさんは県内外関係なく来てもらっています。 好きな人が好きなように集まって、楽しむって感じのイベントですが、いつもたくさんの人が集まり、人同士のつながりを強く感じられるイベントですので、ぜひ時間がある人は来てみて欲しいですね。

仕事を通して、あなた自身の今後の目標を教えてください

photo

さっきも話した内容になるんですが、ハンバーガーやジュエリーありきのお店では無く、それをあくまでも道具として使って、人と人がつながれる場所にこのお店をしたいということがあります。自分やお店を目的に来てもらっても全然良いのですが、その同じ目的で集まった人同士で話が盛り上がって欲しいですね。それに、ジュエリーを見に来てくれたお客さんに「ハンバーガーもありますよ」と言って、食べてもらって、お客さんに「あー那須って面白いな」って思って欲しいし、観光に那須へ来ている人が、休憩ついでにうちに立ち寄ってハンバーガーを食べて、地元の人たちもここに集まって、ここで何か話が合って新しいものを発信していくとか。まだ全然出来ていないんだけど、少しずつここを交流の場にしていきたいって気持ちがあります。あとは、イベントなどで、地元の人や周りのお店と絡んで、那須町全体を盛り上げていくってこと。一人ではできないことも周りと協力すれば、大きいことも出来るじゃないですか。何でもいいんだけど、そこに反応してくれる人がいるから出来るのだろうし、逆に反応しづらい人もいるとは思うので、だからこそ、“ハンバーガー”っていう身近な道具を置けば、反応しやすいのかなって考えてハンバーガー屋を始めました。ハンバーガーありきの店では無いから、もしかしたらハンバーガー屋では無いのかも(笑)極端な例でいったら、マンガ喫茶にハンバーガーがあるようなもので、あそこって漫画がメインじゃないですか?そんな感じかもしれませんね。でも、だからといって適当なものを出すってわけじゃなく真剣に作りますが、もっと大切なものっがあるっていうか。例えば、オシャレなカフェとかって、コーヒーを飲むっていうより、お客さんはその場所・その空間を買うわけじゃないですか。そこに見えない価値観っていうのがあると思うので、そういう場所をここ那須に作れればいいなと思っています。

あなたにとって、那須とはどんな場所ですか?

那須は人が良いですよね。人が素敵だなーって感じます。場所的には、山や自然があるってのは当然なんですよね。もちろんその自然に育まれている人たちがいるから素敵なんだろうとは思いますが、でも言ってしまえばもっと自然が雄大な場所ってたくさんあるじゃないですか。多分那須の良さってそれではないと思うんですよね。 那須は那須の良さがあると思いますよ。那須の冬の寒さが良いとか言う人もいますしね(笑)でも、きっと“人”ありきの場所が那須なんでしょうね。観光地・那須を作っているのは働いている人っていうのは間違いないのだろうけど、その人間の人間性を作っているのは、那須っていう土地だと思います。だから、人が土地をつくって、土地が人を育んでと、なんか良い連鎖が生まれてる場所だから、今後もっとその連鎖が広がって、那須が盛り上がっていけばいいと思いますね。

NasuWorker 読者(那須に興味を持っている方)へ一言

那須は、自分のやりたいことが出来やすい、束縛の少ない、そんな素敵な場所です。何かをやろうと思っても、例えば、都内とかだと土地が高いとか、家賃が高いとか、競合店が多いとか障害が多々あると思います。那須は自分の表現したいものに対しての障害が少ない場所ですよね。やりたい、表現したいってことが出来るってそれだけで幸せですしね。そういえば、ハンバーガーの宣伝を全くしていなかったですね(笑)実はハンバーガーっていうものをゆっくり食べるものに定着させたいと、数年前から考えていたんですよ。ここ那須で食べてもらうっていうことが凄く意味のあることで、お店の窓から那須山が見えるんですけど、感覚としてはピクニックに来ておにぎりを食べる感覚ですね。そういう特別な場所で食べるものっておいしいじゃないですか。その感覚をお店に出来ないかなと思って、じゃあ山を見上げながら食べるものはなんだろうって考えたとき、お箸やフォークを使って食べるものじゃないし・・・。必然的に手を使って見上げながら食べるものを考えたら「あ、ハンバーガーだ!」って(笑)もちろんテイクアウトもやっているので、外で食べてもらってもいいですよ。せっかく観光地に来たのだから、その土地でしか食べられないものを食べてもらいたいですよね。海の近くの観光地では、お寿司や海鮮丼などを食べるように、那須に来たら”那須バーガー”を食べてもらい、うちのお店でゆっくりくつろいで欲しいです。もちろん、僕に気軽に声を掛けてもらい、那須でのつながりをお土産にしてもらってもいいかなと思います(笑)

PageTop