手作りの温もりある作品を創作する革靴作家

手しごとの雫 革靴のyamajyu 大森 克明

手しごとの雫 革靴のyamajyu 大森 克明

1979年11月1日生まれ子供の頃から憧れであった那須に住み、そこでの環境や家族に創作意欲を後押しされ支えられながら物作りをしている。色々な物を作っている中で靴を作るようになったのは、ある靴の作家さんとの出会いがきっかけで、そこで学んだことを基本として、那須の大自然のようなぬくもりある作品を日々創作している。

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現在のあなたの仕事内容を教えてください

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本業は会社員で、今のところ副業でこの手しごとの雫で革靴を作っています。他にも作家さん達がいるんですが、自分の嫁さんだったり姉だったりでそれぞれ仕事や家庭を持ちながらモノ作りをしています。自分の嫁さんはワンピース、姉は天然石のアクセサリーや小物を作っていて、僕が革靴や革の髪飾りなどを作ってるんですけど、主にイベント等で出店して販売したり、知人に依頼を受けて作ったりしています。

この仕事に“やりがい”を感じる時はどんな時ですか?

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自分が好きな物を作っているということ、取り組んでいること自体が好きなんです。そして、作品が完成して手にしてくれる人が気に入って買ってくれたらさらに嬉しいことですし、やってて良かったって思えますね。自分の作品である革靴を人に履いてもらって、その作品が認められて、喜んでもらえることが一番のやりがいです。家族に支えられて、自分自身好きなことが出来る今の環境が本当に充実しています。

お店(施設)のオススメを教えてください

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手しごとの雫の作家さん達は各々自宅でモノ作りをしています。一番のオススメは、手作りの商品を販売していることですね。僕が作っているのは主に革靴なんですけど、相方である嫁や姉がワンピースや小物も制作しています。全てが自然の素材を生かした商品なんですけど、それを人間の手で丁寧に作り上げて作品に仕上げています。皆が好きなもの好きに表現しているんですが、商品として販売するので、そこは互いの商品を見てもらい、お客さんの立場になって意見を言い合ってます。実際、皆が身内なので本当に遠慮無しにズバズバ言ってくれるので、それはそれでいいのかなって。商品としてお金を頂く以上、しっかりしたものを作りたいので、良い意味でプレッシャーを感じながら作品を作ることが出来きていますよ。そんな環境で生まれた作品を少しでも多くの人に見てもらいたいと思っています。

仕事を通して、あなた自身の今後の目標を教えてください

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最終的な目標は手しごとの雫でお店を開くことですね。見たい人がいつでも見られるような環境を作ることで、作り手である我々もやる気というか創作意欲が沸きますしね。ふらっと立ち寄った方にも、作品に触れてもらいたいってことが理由の一つです。とにかくたくさんの人に手作りの作品の良さを伝えていきたいと思っています。それに今後は全国で開かれている出店イベントや展示会とかに作品を出したいって目標もあります。個人的な目標としては革靴を作っているので、いろいろな形の革靴を作って、表現の仕方をもっともっと勉強したいですね。何かを作りたいっていう気持ちは凄くあるんですが、その気持ちを作品を通して人へ伝えるために、常に新しい取り組みにチャレンジして行きたいです。出店はもちろんのこと、自分はこんなことをしているんだというPRもしてみたいですね。

あなたにとって、那須とはどんな場所ですか?

那須って子どもの頃からの憧れの土地なんですよね。出身は旧湯津上村で、十分田舎なんですけど、もっと田舎でもいいなって思ってました(笑)。独身の時は東京に住もうとも思ったんですが、都会のゴミゴミした雰囲気が自分はダメなんですね。それに那須って独特の雰囲気があるじゃないですか。晴れると高原リゾート地の顔が凄く見えるんですけど、雨が降るとどこか寂しげで感慨深い顔をみせる。僕の勝手な感想かもしれません(笑)。それに自分たちが作っている作品が自然的なものなので、静かで自然に囲まれている那須っていう環境でモノ作りが出来るってことが最高ですね。僕はきっと那須じゃなければこのモノ作りなんてことしていなかったと思います。普段は会社勤めなんですが、例えば夜勤明けで朝帰って来て普通だったら寝ますよね。でも、家の周りの草刈りしたり、畑に顔出したり、もちろんこの革靴作りだってやります。那須という土地のおかげで、素直でいることがで出来て、心にゆとりも感じられ、気持ち的にも余裕が生まれている証拠なんです。本当に僕にとって那須は切り離せない場所ですね。感謝しています。

NasuWorker 読者(那須に興味を持っている方)へ一言

那須に興味を持っている人。きっといろいろな意味で興味を持っている人がいると思いますね。観光地、旅行先としての那須、僕みたいに単に那須好きって人、故郷が那須の人とかね。さっきも言いましたが、那須の雰囲気っていうのを那須に来て味わって欲しいですね。「自然は良い」ってみんな良く言うけど、人それぞれ自然について感じることはバラバラだと思います。実際に那須に来て、自分なりの那須の自然の感想を持って帰って欲しいです。それが、意外にも最高のお土産になるかもね・・・。(笑)最後に、革靴や革製品についてなんですが、使えば使っていくなりの形になっていく深いものなんです。革の良さって本当に使ってみないとわからないものだし、変わっていくってことは”成長”と一緒なんですよね。だから作る過程でも我が子のように大切に、丁寧に仕上げて行き、売れた時は我が子を送り出すような気持ちになります。実際に娘がいるので、娘が嫁に行く時のある意味予行練習かもしれません。(笑)大自然那須の中で、手作りのぬくもりある作品を今後も作り続けて行きたいと思います。

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